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療育に通う基準を徹底解説!ー未就学児と小学生の場合に分けてー

タイトル

今回は、療育に通う基準について解説していきます。

 

未就学児と小学生では、基準や療育の利用目的が異なってくるので、分けて書いていきます。

 

 

元放デイ職員のよっとが徹底解説します!

 

 

 

療育に通う基準(未就学児)

 

まずは、未就学児の場合の療育に通う基準について解説します。

 

未就学児の場合は個人差が大きいため、専門家からの指摘を基準とするといいでしょう。

 

 

未就学児の場合は、3歳児健診など、定期的に専門家に診てもらう機会があります。

 

その時に、気になる点を指摘されたら、そのまま相談センター等につなげてくれると思うので、療育の利用を視野に入れるといいでしょう。

 

 

その他に、幼稚園や保育園で、他のお友達とのトラブルが絶えなかったり、集団活動が苦手だったりする場合も、療育を検討してみるといいです。

 

児童発達支援事業所などでは、「就学準備」と言って、少人数から集団に慣れる練習や、1時間座ってなにかに取り組む練習をすることもできます。

 

 

お子さんの発達が気になっても、小さい子だと個人差があるかも…と思いますよね。

 

そんな時は、健診や、保育士等の専門家からの指摘を、療育を受ける基準にするといいでしょう。

 

また、お子さんの発達が気になる場合は、幼稚園の先生に「○○な場面でどんな感じか見ていてほしい」などお願いするのもいいと思います。

 

そのようにお願いすると、同年代のお子さんと比べて、自分のお子さんがどんな感じであるかがわかりやすいです。

 

 

未就学児が療育に通う目的

 

  • 早期療育
  • 就学準備

上記の2つの観点から、未就学児が療育に通う目的についてお話していきます。

 

早期療育

療育は、できるだけ早く始めた方が、問題行動の改善等に効果的です。

 

少しでも発達に疑問があれば、専門機関に相談して療育に通ってみるのをおすすめします。

 

 

「小さい子は発達に個人差があるから焦らなくてもいい」というのと矛盾してしまいますが、「少しでも不安な要素があるなら、早めに療育を利用した方がいい」のです。

 

その理由として、療育施設の定員が関係してきます。

 

通いたい療育が定員オーバーで、すぐに通えないかもしれません。

早めに申し込んでおけば、空きが出たら連絡をもらえます。

 

就学準備

就学準備は、小学校に上手く適応するための練習をするものです。

 

集団が苦手なお子さんや、そわそわして1時間座って授業を受けるのが難しそうなお子さんは、就学準備として療育を利用することをおすすめします。

 

幼稚園

 

 

療育に通う基準(小学生)

 

小学生の場合は、主に担任の先生からの情報が基準になってくるケースが多いです。

 

授業を聞いていられるか、お友達と仲良くできているか、学習についていけているかなどがポイントです。

 

幼稚園や保育園よりも、一斉指示を聞く場面や、自分で考えて取り組む場面が増えるので、そういった部分ができているかも重要です。

 

 

担任の先生から「落ち着きがなくていつもそわそわしています」などと言われたら、一度授業の様子をこっそり見に行ってみるのもいいかもしれません。

 

また、担任以外にも校長先生に様子を見てもらうなど、第三者からの意見を求めるのもいいですね。

 

 

小学生が療育に通う目的

 

小学生の場合は、学校生活を過ごしやすくするためという目的が大きいです。

 

小学生からすると、毎日の大半を過ごすのが学校。

 

うまくいかなくて、怒られてばかりで、それでも学校に行かなくてはならずしんどい思いをしているのはお子さん本人です。

 

療育では、少しでも学校に適応できるようにフォローすることができます。

 

 

また、不登校や支援級、特別支援学校のお子さんは、他のお子さんとの関わりが少ない場合があります。

 

そういった時に、他のお子さんとの関わりを持てるのも、療育のいいところです。

 

小学校

相談できる場所

次は、療育に通うか悩んだ時に、相談できる場所をご紹介します。

 

相談できる場所は、主に以下の3つです。

  • 児童発達支援・放課後等デイサービス
  • 相談支援事業所
  • 病院

児童発達支援・放課後等デイサービス

児童発達支援や放課後等デイサービスは、通う前の段階で、「うちの子はこんな感じだが、通うべきか。通ったらどんな成長がみられるか」といった相談をすることができます。

 

基本的に無料で見学を行っているので、その見学時に相談するといいでしょう。

 

お子さんの様子を伝えて、通うべきかを聞くだけであれば、電話でもOKです。

 

「必ず通う!」という強い意志がなくても大丈夫です。

遠慮せず、ガンガン利用していきましょう。

 

 

相談支援事業所

市に数か所、相談支援事業所というものがあります。

 

障害に関する相談から、実際に療育を利用する時の計画を立てることまで、様々なことをやっている施設です。

 

相談支援事業所では、専門家に相談することができるので、気になる方はぜひ問い合わせてみてください。

 

 

いきなり相談支援事業所にアプローチするのは不安という方は、市役所の障害支援課等を挟んでもいいと思います。

 

障害支援課で相談して、その後おそらく相談支援事業所を紹介されると思うので、先に市役所に相談してみるのもいいですね。

 

 

病院

明らかに発達が気になるという場合は、病院に相談してみるのも手です。

 

普通の小児科では診てくれないケースが多いため、発達障害専門の病院を探しましょう。

 

いきなり病院はハードルが高いと感じるかもしれませんが、他の施設に相談に行って、結局病院を紹介されることも少なくないです。

 

なので、先に病院に行ってしまうのもいいかもしれません。

 

 

おわりに

 

療育に通う基準や、目的、相談できる施設についてまとめました。

 

基本的に、市役所に相談すれば、どこにその相談をしたらもっと専門的なアドバイスをくれるのかを教えてくれるケースが多いです。

 

また、放課後等デイサービス等に問い合わせて話をしてみると、「こういうお子さんも通ってますよ」といった情報を得られることもあります。

 

お子さんのことで心配は尽きないかと思いますが、一人で抱え込まず、気軽に相談してみてください!

 

 

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