こんにちは!
今日は、絵カードの作り方をご紹介します。
見通しが立たないと不安なお子さんや、視覚優位のお子さん、言葉が未発達のお子さんに、絵カードはとても有効なツールです。
放デイなどの療育やご家庭で、ぜひ使ってみてください!
①絵カードについて
絵カードは、こういった1日のスケジュールを示すものや、
「りんご」「えんぴつ」などの名詞のカード、
「ちょうだい」「おしまい」といった要求や動詞のカードがあります。
スケジュールを示すものは、見通しが立たないと不安なお子さんに効果的です。
また、言葉が未発達のお子さんには、絵カードを使ってこれからすることを伝えたり、
絵カードをお子さん自身が使って気持ちを表したりできます。
お友達とゲームで遊ぶときに、「負けても泣かない」という絵カードを先に見せることで、SST的な使い方もできます。
このように、絵カードは療育に必須アイテムです。
➁作り方その1 いらすとや等で手作り
手作り絵カードの使い方1つ目をご紹介します。
いらすとやなどで、イラストや写真をダウンロードします。
そして、Wordなどに画像を貼り付け、必要に応じて何のカードかを表す言葉を書きます。
印刷し、長く使うためにラミネートをおすすめします。
ラミネート機がなくても、ラミネートができる商品も出ているので便利です♪
③作り方その2 サイトで手作り
こちらのサイトでは、簡単に手作りの絵カードが作れます。
まずは絵を選んで……
文字を入力して……
完成です!
とても簡単に作成できました。
ぜひ作ってみてください!
④ダウンロードするだけの無料サイト
次は、絵カードを無料でダウンロードできるサイトをご紹介します。
一つ目は、先ほど絵カードが簡単に作れるサイトと同じサイトです。
「初めての支援に必要な絵カード」や「スケジュール」など、用途に合わせてたくさんの絵カードがダウンロードできます。
2つ目は、イラストポップというサイトです。
学校行事や掃除・給食当番などのイラストがたくさんあります。
学校で初めてのことがある時に、事前に家で見せておくと、見通しが持てそうです。
3つ目は、医療サポート絵カードです。
サイトではなくPDFデータでネットにあります。ダウンロードはこちら。
こんな風に、病院等で必要な絵カードがたくさんのっています。
「頭が痛い」などの、痛い個所を伝えるカードもあります。
⑤おすすめ商品
最後に、有料のおすすめ商品をご紹介します。
こちらは、使いたいページをコピーしてラミネートするだけで簡単に使うことができます。
やっていいこと・だめなことや、生活習慣に関する言葉などもあり、入園や入学など新生活に役立つこと間違いなしです。
イラストも可愛く、528枚もカードがあるので、楽しく学んでいくことができます。
こちらは、いくつかシリーズがあるのですが、特にルール・約束編がおすすめです。
声の大きさや、順番を守ることなど、SSTに活用できます。
大きくコピーして、ポスターのように張っておくと、さらにそのルールが見につきます。
おわりに
絵カードについてご紹介しました。
絵カードは、とても便利で、社会性や言葉を身につけるのに役立つので、ぜひ使ってみてください!
↓関連記事↓
療育やうつ病について発信しています。
読者登録よろしくお願いいたします!