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【体幹が弱いとどんなデメリットが?】体幹トレーニングおすすめ4選

タイトル

今回は、体幹レーニングの重要性と、おすすめの体幹レーニング方法を4つご紹介します!

 

心理学専攻・元放課後等デイサービス職員の筆者が、知識と経験をフル活用して書いていきます!

 

 

発達障害があるお子さんは、生まれつき体幹が弱い子が多くいます。

 

体幹が弱いと、運動・学習・集中力など様々な場面で影響が出てきます。

 

どのような影響が出てくるのかと、おうちでも楽しく体幹レーニングができる方法を見ていきましょう!

 

体幹レーニングって家でもできるのか~

 

 

 

 

体幹が弱いことで生じるデメリット

 

まずは、体幹が弱いとどんな場面で困りやすいのかについて、4つご紹介します。

 

運動が苦手になる

体幹が弱いと、まっすぐ走れなかったり、片足でバランスをとるのが苦手なためボールを上手く蹴れなかったりします。

 

お友達と同じように走ったりジャンプしたり蹴ったりできないと、運動に対する苦手意識が高くなってしまいます。

 

そして運動が嫌いになり、運動しないからさらに苦手になって……と負のループに入ってしまうこともあります。

 

体幹はあらゆる運動の基礎となるので、体幹が育っていないと、他の運動もなかなか上達しないのです。

 

サッカーのイラスト

 

微細運動が上手にならない

 

微細運動とは、書字やお箸や裁縫などの、指先を細かく使う運動を指します。

 

先ほど、体幹はあらゆる運動の基礎となると書きましたが、この「運動」には微細運動も含まれています。

 

一見体幹と指先の動きは関係ないように感じますが、実は密接な関係があります。

 

人間の体の発達は、中心から末端へという順序が原則としてあります。

 

中心=体幹、末端=指先など なので、体幹が育っていないと、末端の動きは発達しないままになってしまいます。

 

指先が不器用なお子さんに、お箸トレーニングなどをひたすら続けても、なかなか上達しないということがあります。

 

微細運動が苦手な場合は、指先の強化だけでなく、その基礎となる体幹も一緒に鍛えていくのがいいでしょう。

 

 

集中力が弱くなる

 

体幹が弱いと、同じ姿勢で体をキープするのが難しくなってきます。

 

もじもじそわそわしてしまうお子さんも多いです。

 

同じ姿勢でいられないと、テレビを見るにしても、勉強をするにしても、集中を持続させるのが難しくなってきます。

 

学校などだと、「座っていること」に全力を注いでしまい、授業の内容が頭に入ってこないということも起こり得ます。

 

テレビを見るイラスト

 

学習に取り組むのが難しい

 

集中するのが難しいと、学習を長時間続けることも難しくなってきます。

 

また、微細運動が苦手だと、書字に苦手意識を持つことも多いため、漢字練習などを嫌がる場合があります。

 

体幹が弱いと、学習に取り組む際の姿勢の保持が難しかったり、書字に苦手意識があったりするため、学習にも苦手意識を持ちやすいです。

 

 

おすすめの体幹レーニング方法4選

 

それでは、おすすめの体幹レーニング方法を4つご紹介していきます!

 

実際に私が放課後等デイサービスに勤めていた際に、やっていた内容も含まれます。

 

YouTubeで体操

 

一番手軽なのが、YouTubeに上がっている体幹レーニング動画を見ながら一緒にやってみることです。

 

テレワーク等で運動の機会が減っている保護者の方も一緒に楽しく運動ができます。

 

それでは、おすすめ動画を紹介します!

 


www.youtube.com

 

このシリーズは、結構ハードな内容もありますが、実際にお子さんがトレーニングしている動画なので、親近感を持ってくれやすいです。

 


www.youtube.com

 

この動画も、お子さんが筋トレをしているので、やる気アップ!

 


www.youtube.com

 

ムキムキのお兄さんです。

鬼滅の刃の猪之助みたいになれるかも?!と誘うのもいいですね。

 


www.youtube.com

 

私がよく見ているチャンネルです。

ポジティブな言葉でたくさん励ましてくれるので、やる気が出ます。

 

 

バランスボール

バランスや体幹を鍛えるのに定番の、バランスボールです。

 

最近では、100円ショップで500円くらいで売っているものもあります。

 

私のおすすめはこちら。

 

椅子とバランスボールが一体化しているものです。

これなら、おうちで使っても、壁にぶつかったり物を壊したりする心配がありません。

 

 

こういった固定リングがあるものもおすすめです。

 

 

バランスディスク

 

バランスディスクとは、上に乗ってバランスをとれるものです。

 

 

 

こんな感じで、空気を入れて使うものや、

 

硬い素材でできているものもあります。

 

上に乗りながらテレビを見るとか、しりとりをするとか、手押し相撲をするなど、なにかと組み合わせて使うと楽しさアップです。

 

空気を入れるタイプは柔らかいので、椅子にクッションのように敷いて座ると、座っている間も体幹レーニングができます。

 

 

トランポリン

 

体幹レーニングにもなり、多動が気になるお子さんのストレス発散にもなるトランポリン。

最近では色々な種類があるようです。

 

小さい子供用なら、おうちにも置きやすいですね。

 

クッションタイプのトランポリンなら、場所もとらず、クッションとしても使えて便利です。

 

 

まとめ

体幹レーニングの重要性と、おうちでできる体幹レーニングの方法をご紹介しました。

 

体幹は、運動能力の発達や学習に繋がる、本当に大切なものです。

 

楽しみながらおうちでも体幹レーニングができるといいですね!

 

 

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