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放課後等デイサービス職員の1日を紹介します!

こんにちは!

今日は、放課後等デイサービスで働いている私の1日をご紹介します。

 

放デイへの就職を考えている方や、放デイを利用していて職員がいつも何しているのかがちょっぴり気になっている保護者の方などにおすすめです!

 

 

①勤務時間

 

療育型の放課後等デイサービスで、フルタイムで働いています。

療育型って何?と思った方は、こちらの記事をお読みください↓)

yotto.hatenablog.com

 

勤務時間は、お子さんたちの学校がある日(平日)と、学校がない日(土日や夏休みなど)で変わります。

多くの放デイがそうだと思います。

 

今回は、お子さんたちの学校がある日についてご紹介します。
(身バレ防止のため、少し内容はぼかしてあります)

勤務時間は、10:00~19:00で、昼休憩が1時間です。


➁放デイ職員の1日

 

9:50 出勤

 他の多くの会社とは出勤時間がずれるので、電車が空いている。

 

10:00 ミーティング&掃除

 昨日あったことの情報共有と、今日誰がどの子を担当するのかなどを話します。

 今回は、お子さん3人(1時間×3コマ)を担当する日とします。

 

10:20~12:00 支援準備

 一人ひとりに合った支援をするために、今までの記録や支援計画を参照して、どんな支援内容にするかを考えます。

 

12:00~13:00 昼休憩

お昼は弁当派です

 

13:00~14:00 支援準備の続き

 

14:00~15:00 支援①

 1人目のお子さんの支援です。

 実際の支援が終わったら、保護者の方にお話する時間があります。

 今日の様子や、今後やっていきたいことなどをお話します。

 

15:00~16:00 支援記録

 支援の記録は毎回行います。支援内容や、お子さん・保護者の反応も記録します。

 

16:00~18:00 支援➁③

 連続で支援に入ることもあります。準備でバタバタします……

 

18:00~18:40 支援記録

 

18:40~19:00 ミーティング

 今日あったことや、共有事項などを話します。私は基本定時で帰っています。



③おわりに

 

なにもない平和な日は、このような感じで働いています。

 

これ以外にも、イベントを行ったり、その準備をしたり、お子さんの様子を見に学校に行ったりと、色々な業務があります。

 

就活の話も今後しようと思うので、放デイに興味がある方はぜひ見てみてください!



放課後等デイサービスの種類(預り型・療育型・習い事型)とは?メリット・デメリットも紹介

タイトル

今回は、放課後等デイサービスの種類3つと、選び方について書いていきます。

 

それぞれのメリット・デメリットもご紹介します。

 

 

元放デイ職員・保育士資格持ちのよっとが徹底解説します!

 

放課後等デイサービスって?

 

小学生~高校生までのお子さんが通えます。

 

発達障害がある子が通う場所という認識が強いかもしれませんが、
その他にも、不登校の子や、場面緘黙の子などが利用しています。

 

放課後等デイサービスを利用するには、療育手帳がなくても、発達障害があると診断が下りていなくても受給者証というものがあれば利用できます。

 

受給者証は、市区町村の障害支援課などでもらえます。

 

 

かかる料金は所得によって変わりますが、だいたいの方が月の上限4600円」。

 

この上限というのは、1回1000円かかる施設を月に5回利用しても、5000円ではなく4600円でいいですよ、ということです。


上限なので、月に5回でも、10回利用でも、それ以上は払わなくてよくなります。

 

 

放課後等デイサービスの種類3つ

①預り型

学童保育に近い感じです。

 

学校が終わったら、放デイのお迎えの車が学校に来てくれて、その後施設で過ごし、家まで送迎してもらう、という流れが多いかと思います。

 

 

施設での過ごし方は様々で、おやつの時間があったり、みんなでレクをしたり、宿題をしたり、自由に遊んだり……

 

 

預り型の例:BUTTERFLY EFFECT

butterfly.ed.jp

預り型のメリット

・長時間預かってもらえるので、保護者の負担が減る
 (仕事に行ける、家事に専念できるなど)

 

・学校以外の友達ができる
 (お子さん同士が仲良くなって、そこから保護者も関わりができたという話を聞きました)

 

 

預り型のデメリット

・施設内で行われていることがわかりにくい
 (送迎の際に情報共有があると思いますが、お子さんがどう過ごしているのか実際には見られない)

学童保育のような預り型の放デイ

 

➁療育型

こちらは塾のようなイメージです。

 

一対一で発語の練習や、SST、勉強の仕方のサポートなどをしたり、
5人ほどの小集団で他のお子さんとの関わり方を学んだりします。

 

↓こんな教材を使ったりします。

 

 

先ほどの預り型とは違って、1コマ1時間ほどで、保護者の送迎が必要なところがほとんどです(自力で来る中学生のお子さんなどもいます)。

 

 

療育型の例:LITALICOジュニア

junior.litalico.jp

 

療育型のメリット

・お子さん特性に合わせた療育を受けられる
(障害が重い子、グレーゾーンの子、場面緘黙の子など、個々に合ったプログラムを受けられます)

 

・保護者も学べる
 (療育をしている間、モニターで保護者がお子さんと支援者の様子を見られる施設もあります。また、支援の様子や今後どんなことをしていきたいかを、じっくり話す時間があります)

 

療育型のデメリット

・送迎が必要な場合が多い

 

・1日に1つの放デイしか使えないため、「午前中は一緒に療育型の放デイに行って、午後は仕事だから預り型の放デイに預かってもらいたい!」ということができない

 

療育型の放デイ イメージ

 

③習い事型

習い事型は、普通の習い事のように、ダンスやサッカー、習字や音楽ができます。

 

ご家庭でもこういった↓トランポリンなどで発散できますが、習い事型で思いっきり身体を動かすのもいいですよね。

 

 

内容は本当に様々で、習い事に特化していたり、音楽療法のように習い事を通して療育をしていたりします。

 

最近ではプログラミング教室も増えてきている印象です。

 

習い事型の例:音の森

www.otonomori.net

 
習い事型のメリット

・障害があっても、好きな習い事ができる

 

・習い事を通して、「これ得意!」という自信を持てるようになる

 

習い事型のデメリット

・送迎がない場合もある

 

・療育型に比べて、苦手を補う効果は少ない

 

ダンスの習い事型のイメージ

 

おわりに

放課後等デイサービスの内容は、施設によって本当に様々です。

 

「学校の後預かってほしい!」

「苦手なことをじっくり教えてほしい!」

「得意なことを習いたい!」

 

など、目的に合った施設を選ぶことが大切です。

 

また、平日は預り型、休日は習い事型、などの使い分けもできます。

 

しかし、毎日どこかしらの放デイに通っているとお子さんも疲れてしまうので、
休める日があるといいと思います。

 

「放課後等デイサービスを利用したいけど、選び方がわからない……」という方や、
「就職先に放課後等デイサービスを考えているけど、どこがどう違うの?」という方の
お役に立てたら幸いです。

 

 

 

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よっとの自己紹介

 

ラボ・パーティ

自己紹介

 

はじめまして!
よっと と申します。

 

大学で心理学と発達障害について学び、働きながら保育士資格を取り、
放課後等デイサービスで働いていました。

 

新卒2年目の夏に、適応障害と診断され、2ヶ月ほど休職していました。

 

その後、まったくよくならず、うつ病ということで仕事を退職しました。

 

私自身ADHDがあり、ストラテラ服用中です。
また、パンセクシュアル(性別関係なくすべての人が恋愛対象になりうる)です。

 

最近の趣味は、なにわ男子を愛でることと、近所の猫と遊ぶことです。

近所のみけちゃん

 

 

ブログでやりたいこと

学んだ情報をインプットだけで終わらせるのはもったいないということで、
ブログでアウトプットをしていきたいです。

 

↓やりたいこと↓

  • 療育に関する情報共有
  • おすすめ本の紹介
  • 心理学に関する情報共有
  • 読んだ本・論文の要約と紹介
  • ADHDエピソード
  • パンセクシュアルエピソード
  • 適応障害で休職・退職したエピソード
  • webデザインの勉強の記録

 

近況(2022/11/20時点)

 

Twitterのフォロワーさんが1000人を超えて、ブログももうすぐ3ヵ月経つので、近況を書いてみます。

 

退職後、のんびりうつ病を治しつつ、就労移行支援に通ってwebデザインの勉強をしようと思っています。

 

また、年明けから同性パートナーと同居するよていなので、パンセクシュアルの引っ越し事情や、パートナーシップ制度についても書いていきたいです!

 

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

ラボ・パーティ

 

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初出掲載:2022年9月21日