こんにちは!
今日は、ご家庭でもできる簡単な療育アイデアを4つご紹介します。
私が放課後等デイサービスで実際にやってみて、効果的だったものも含まれているので、ぜひご覧ください!
お悩み①:斜めの線が苦手……
文字を書くときに、斜めに線を引くのが苦手なお子さんはいらっしゃいませんか?
「い」、「や」、「た」など、斜めに引くべき線を、すべて地面と平行か垂直にまっすぐに書いてしまう場合です。
その場合は、まずお子さんの利き手を確認しましょう。
右利き・左利きによって、線を引いていく方向が手首で隠れて見えないから書きづらいのかもしれません。
また、手首や指を柔軟に使えているのかも確認しましょう。
文字を書く自分の手を、よく見てみてください。
手首や指がとても複雑に動いていますよね。
その動きが苦手なお子さんは、文字を書くのも苦手だったりします。
上記2点に問題がない場合、ビジョントレーニングが有効なケースがあります。
療育アイデアその1
迷路や点繋ぎをしましょう。
楽しみながら、目で追った部分に線を引く練習をすることで、色々な方向にスムーズに線が引けるようになります。
以前ご紹介した、ちびむすというサイトの迷路です↓
ちびむすを紹介した記事はこちら↓
療育アイデアその2
マス目のノートを使って、斜めの線を引く練習をしてみましょう。
方眼ノートなどで、好きなところに点を2つ書いて、それを繋ぐ練習をしてみましょう。
まずは2×2マスの中でやるなど、小さい範囲から始めて、徐々に範囲を広げていきます。
ノートにマス目があることで、きれいに斜め線を引くガイドができます。
お悩み➁:文字や文章を書くスピードが遅い……
今回は、黒板の字を写すような板書ではなくて、日記や作文など、自分で考えて文字を書く場合に限定します。
文字を書くのが遅いのは、文字の形をしっかり覚えきれていない可能性があります。
療育アイデアその3
文字カルタで遊びながら、文字を思い出す練習をしてみましょう。
五十音を一文字ずつ書いたカードを用意します。
読み手は「飴の『あ』」など、五十音の頭文字になる単語と文字を言います。
それを聞いて、お子さんが「あ」のカードを取るというゲームです。
これは、単語を聞いて瞬時に文字を連想する力や、思い出した文字の形を実際に素早く探す力が養えます。
慣れてきたら、お子さんにも読み手をやってもらうことで、今度は 文字(形)→単語(音)のアウトプットの練習にもなります。
療育アイデアその4
「書きしりとり」で音と形を結びつける練習をする。
その名の通り、口で言うだけではなく、ノート等に書きながらしりとりをします。
これは、しりとりで思い浮かんだ単語を、文字として書くので、頭の中→文字 のアウトプットの練習になります。
まずはひらがなで書くことにして、慣れてきたらカタカナや漢字も混ぜると、難易度を上げることができます。
まとめ
療育アイデアを4つご紹介しました。
今回は、ビジョントレーニング系と文字を書く系でしたが、他にもご紹介していこうと思います!
また、困りごとなどがありましたら、教えていただければ、それを解決するアイデアをご提示していきます!