療育のへや

療育や心理学に関する、体験・書籍・論文の情報共有をしていきます。ADHD・うつ病体験記も。

-PRー当ブログで広告による収益が発生しています。

放課後等デイサービスで働く

タイトル

元放デイ職員のよっとです!

 

今回は、放デイ職員として働いていた中で、感じたことやどんな働き方をしていたのかを書いていきます。

 

今回の記事は、「子育て応援ブログ」を書かれているやまさんとの共同制作となっています!

yytoto.hatenablog.com

 

工作イベントの記事は、大人でも作ってみたくなるものがたくさんです!

 

専門的な観点から、かっちりした記事も書かれています。

 

 

やまさんの視点からとらえた「放課後等デイサービスで働く」はこちら↓

yytoto.hatenablog.com

 

 

 

どんな仕事?

放課後等デイサービスは、平日は学校が終わった時間くらいから、休日は朝から、お子さんが来ます。

 

私が働いていたところは、学童のような預り型の施設ではなく、塾のような1時間1対1の療育をするという施設でした。

 

なので、平均して1日に3コマ分、お子さんの療育をする形でした。

 

 

基本1対1で(小集団もありますが)、得意不得意に合わせた療育内容を組み立てて実施するため、お子さんが来ない午前中は、その日の支援内容を組み立てることに使っていました。

 

今までの支援記録を見たり、個別支援計画と現状を比べたりして、その日の支援を組み立てるのはなかなか大変です。

 

使うプリントを印刷したり、発達段階に合わせた絵本を選んだり……

 

 

そして、支援が終わると、一人一人の記録を書かなくてはなりません。

 

これも地味に時間がかかりました。

 

放デイ職員の1日を知りたい方はこちらも!↓

yotto.hatenablog.com

 

働いていてつらいこと

未経験の新卒で入社してみて、つらかったことを振り返ります。

 

 

研修がほぼない

私が入社した会社は、入社日に社会人としてのマナーは教わりましたが、肝心の療育に関しては現場で学べ!というスタイルでした。

 

その後ちょいちょい研修はありましたが、もう現場で知ってるって感じの内容ばかりでした。

 

私は心理学専攻で、特に発達障害に関する授業を取りまくっていたので、基礎知識がありました。

 

しかし、同期の教育専攻の子の中には、発達障害に関してほぼ知らない状態の子もいました。

 

福祉の現場は人が足りないからなのか、未経験でも頭数としてカウントされていたのがすごく嫌でした。

 

せめて研修で教えて~~という気持ちでした。

 

 

責任重すぎ

研修も受けていないような状態なのに、入社1か月経たないうちに1人で支援を1コマ任されるようになりました。

 

1コマ1時間とはいえ、1時間密室でその子の相手をする。

 

責任重すぎませんか?

 

私が下手な対応をとっても、誰も助けてくれないし、もしかしたらその子をすごく傷つけてしまう可能性もあります。

 

半人前どころか四分の一人前くらいなのに、支援を任される責任が怖かったです。

 

 

忙しすぎ

3か月くらい経つと、完全に戦力としてあてにされるようになりました。

 

一日のカリキュラム的に5コマしかない中で、4コマ支援&1コマ集団のサブに入るなど、時々鬼のように忙しい日がありました。

 

私がいた施設は、私の他に同時期に入社した中途の方(未経験)が2人。

 

初心者ばかり集まった施設で、しかも人手が足りない状態なら、新卒3か月目の手も借りたくなるのはわかるのですが……忙しすぎでした。

 

 

給料が安い

実は私は保育士手当をもらっていたので、他業種の友人よりも多いくらい給料をもらっていました。

 

でも、放デイで就活していた時に思ったのが、「全体的に給料安すぎ!」です。

 

1日に利用できる人数が決まっている=入ってくるお金の金額も決まってしまう ので、無限に儲けることはできず、給料が安くなってしまうのが福祉の世界。

 

わかってはいるけれど、労力に見合わないお給料です。

 

当時の私は、その収入で満足していましたが、また放デイで働きたくなった時には給料低すぎ問題に直面する未来が見えます。

 

 

働いていて嬉しいこと

つらかったことを書いてきたので、次は嬉しかったことも書いていきます。

 

 

成長が見られる

なにより嬉しいのが、お子さんの成長を近くで見られること!

 

 

私が特に嬉しかったエピソードを1つご紹介します。

 

よく支援を担当していたあるお子さんがいました。

 

その子は文字は読めず、机にずっと座っていることも難しい子でした。

 

ですが、1年くらい経ったときには、座ってひらがなを書けるようになりました!

 

 

放デイだけの力ではありませんが、自分たちのした支援が成長につながっていると思うと、すごく嬉しくなります。

 

 

自分が考えたアイデアが刺さると嬉しい

私が勤めていた施設は、会社で開発したカリキュラム等がなく、自分で考えて支援を組むものでした。

 

なので、その時の課題に合わせて、なにをしたら課題ができるようになるのかを考えてアプローチを組み立てます。

 

自分で考えたアイデアを、保護者の方が「すごくいいですね!家でもやってみます!」と言ってくれると、とても嬉しいです。

 

また、自分のアイデアが課題の解決に役立つときも、すごく嬉しいです。

 

 

福祉業界の闇(?)

つらかったことでも書きましたが、人手が足りないから満足な研修が行われなかったり、「やりがい搾取」のように給料が仕事内容に見合わなかったり、福祉業界には闇があると思います。

 

今の福祉業界は、以下の負のループに入っている気がします。

 

待遇が悪い

仕事の人気がなくなる

人手が足りなくなる

誰でも採用するようになる

支援の質の低下

 

逆に、待遇を良くすれば支援の質の向上につながるはずです。

 

1日1時間くらいは論文や書籍を読んでスキルアップにつなげられるような職場になってほしいなと思います。

 

 

おわりに

放デイは、難しいことも多いですが、やりがいがあり楽しい仕事です。

 

私はほぼ毎日定時退社していたので、会社によってはワークライフバランスもとりやすいと思います。

 

あとは待遇がもう少しよくなれば……

 

放デイでの働き方について、気になる点がありましたらいつでもコメントお待ちしております!