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ADHD&パンセクシュアルの私―小学生から高校生まで―

タイトル

こんにちは!

 

今日は、自己紹介も兼ねて、過去の振り返りをしていきます。

 

 

「自分もADHD、パンセクシュアルかもしれない」、「当事者の幼少期を知りたい」という方はぜひ最後までご覧ください!

 

 

【小学生】


時系列で振り返っていこうと思います。
(幼稚園児の頃の記憶はほぼないので、小学生からスタートです)

 

小学生のころから、勉強と読書が好きでした。
今ではすっかりインドアですが、小学生の時は外遊びも楽しんでいました。


落ち着きがないとか、忘れ物が多いとかいうことはなく、むしろ成績の良さに引っ張られてか、『落ち着きがある優等生』と評価されがちでした。

 

 

ですが3年生頃から内面の闇は発達していたようです。


交換日記に気に入らないクラスメイトの悪口を書きまくったり、学校を意味もなく仮病でさぼったりが始まりました。

 

5年生くらいからは、家で理由もなく涙が止まらない時もありました。


6年生の時に埋めたタイムカプセルの手紙には、『20歳の私へ 生きていますか?まだ死にたいですか?』的なことが書かれていました。

 

 

ADHD感はゼロですが、強いて言うなら手遊びや、身体をゆらゆらさせる、足を動かす、などがありました。こういう落ち着きのなさは大人になった今でもあります。


また、この頃から言語理解が強かったのと、希死念慮があったようです。


未だに自覚はなく、思い出せるエピソードもないのですが、友達から「変わってるね」と言われることが多かったです。

 

↓小学生の時から現在まで大好きな小説

 

 


【中学生】


相変わらず成績が良く、優等生と評価されがちでした。


おそらく私が中学生くらいから、小学生の弟が色々なことで親に怒られまくっていたので、「弟のようにはなるまい」と家でも聞き分けのいい子を演じていました

 

友人に恵まれ、「変わってるキャラ」としてクラスで結構楽しく過ごすことができました。


(言語理解が高く、語彙も年齢不相応に多かったので、話が通じないなと感じることがありました。だから変わっているという評価をされたのでしょうか)

 

 

中学生の頃から、心理学に興味を持ち始めました

そのきっかけの出来事があります。


小学生の頃からの友達が、中学生になって不登校になり、その子の家に遊びに行ったときに「死にたい」と言われたのです。


そして私はその発言に対して、「じゃあ死ねば?」と言ってしまいました。


この出来事を大人になった今思い出しても、どんな感情なのかよくわかりません。

 

これが本音でもあるけど、本音を言うのは正解ではなくて、でも言い訳がましいですが当時の私はそんな気が回りませんでした。


とにかく味わったことのない感情と、後悔などから、人の心に興味を持ちました。


ネットで調べたり、お小遣いで本を買ったりして、心理学に出会いました。

 

 

中学生もADHD感はあまりありませんね。


でも、引き出しやロッカー、かばんの整理ができなくなっていた記憶があります(小学生よりも持ち物が増えたため)。

 

 


【高校生】


高校生でも優等生でした。


より一層親の前でも猫をかぶるようになりました。


家庭環境が悪くなっていたので、家に帰りたくなくて、図書館に居座っていた記憶があります。

 

この頃から、電車通学や高校生の教室のうるささに過敏になってきました。

 

 

高校時代は大きなエピソードが2つあります。

 

1つ目のエピソードは、自分がセクシュアルマイノリティだと気付いたことです。


同性に恋愛感情を初めて抱いて、ものすごく葛藤しました。


保健室の先生に泣きながら打ち明けて相談に乗ってもらいましたが、同性を好きになることにまだ罪悪感がありました。


(当時の私は、今自認している『パンセクシュアル』は知りませんでした)

 

 

2つ目のエピソードは、初めて長期間の抑うつになったことです。


はっきり覚えていませんが、高3の全期間ほとんど、今思えばうつだったな~という感じです。 


症状としては、少しのことですぐ涙が出る、喉がしめつけられている感じがする、おなかの調子が悪い、食べ物がまずく感じる、頭痛などです。 


保健室の先生に相談していましたが、なぜか精神科受診にはつながりませんでした。


抑うつの原因は、受験のストレス、セクシュアリティの悩み、家族の問題かなと思っています。

 


ADHD関連では、持ち物の整理が一層苦手になり、なくしものが増えました。


また、『脳内が多動』な感じをおそらく高校生の時に初めて自覚しました。


頭の中に何人も小さな私がいて、それぞれが別のことをずっと話しているのです。


なので集中できなかったり、意見がまとまらなかったりがあります。


(『脳内が多動』って、ADHDに含まれるのか、いまだに自信がありません。

ストラテラを飲み始めてから、脳内の多動はよくなったので、薬が効いた=多動の一種 だったのでしょうか)

 

 

成長するごとにADHDっぽい感じが増すのはどうしてなのでしょうね。


さいころのエピソードを忘れているとか、自覚できていなかったのでしょうか。

 



長くなってしまったので、いったんここで切ります。


大学生~社会人は次回に。

 

yotto.hatenablog.com