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SSTと聞くと、「あいさつをする」とか「勝負に負けた時に気持ちのコントロールをする」などの、小さい子向けのものが思い浮かぶ方も多いかと思います。
今回は、中学生や高校生向けのSSTのアイデアをご紹介します。
実際に、私が放課後等デイサービスでやっていた内容も含まれます!
中高生のお子さんがいる方や、放課後等デイサービス勤務の方などのお役に立てたら幸いです。
自己理解スキル
1つ目は、自己理解スキルです。
SSTで他の人と関わるスキルを学ぶ前に、自分のことを深く理解することは有用です。
自分の性格や、得意不得意、好き嫌いなどを知っておくといいです。
その際に、紙の自己理解シート等で自己理解を深める他に、ネットのサイトも活用できます。
「100の質問」と検索すると、様々な質問がばーっと出てきます。
ユーチューバーがやっていることもあるので、動画を見せてからの方がわかりやすい子もいるかもしれません。
「性格診断」と検索すると、様々な性格診断が出てきます。
その診断結果は気にせず、診断中にどんな質問にどう答えているのかをまとめて、「こういう傾向がある」などフィードバックしてあげるといいでしょう。
好きなチャンネルの100の質問回
こんな本もおすすめです。
会話のテンポやタイミング
会話のテンポや話始めるタイミングは、実践あるのみです。
何かテーマを1つ設けて、それについて2人以上で会話してみましょう。
できれば録音しておくか、フィードバック担当の人を用意しておくのがいいです。
ソーシャルスキルが少ない子は、自分の話をずっと続けてしまったり、相槌が上手でなかったりすることが多いです。
その点を指摘する際は、お子さんの人格を否定しないことと、どうしたら良くなるかを必ず伝えることが大切です。
また、相手に質問するのが苦手な子もいるので、「○○先生にインタビューしてみよう」などの企画をして、自分で質問項目を考えてインタビューをする練習をしてみるのもいいと思います。
こんな動画もあります
別ブログでこんな記事も書いています。
言葉の言い換えスキル
アルバイトで遅刻してしまった時に、「ごめんなさい!昼寝してて遅刻しちゃいました!」と言う言葉で謝罪するのは、適切ではないですよね。
こういった、改善の余地がある言葉やセリフを提示して、「どう言い換えたらいいと思う?」と質問して、適切な言葉で言い換えができるように練習するのは大切です。
なんでもかんでも正直に言えばいいというわけではない、ということも学んでいけたらいいですね。
敬語が苦手なお子さんもいるので、言い換え初級編として、敬語に言い換える練習をするのもいいと思います。
相手の気持ちを想像する
ついつい自分の気持ちを優先させてしまって、相手の気持ちを想像せず発言してしまう子も多いと思います。
実践場面では、「そう言われると傷つくなぁ」など、気持ちを伝えるようにしましょう。
そうした実践を重ねていくことで、「こういう時は相手はこう思ってしまう」というパターンを学習することができます。
↓こんな教材もありました。
↓中高生向けに内容をアレンジして、こういった教材を使うのもいいですね。
まとめ
中高生向けのソーシャルスキルトレーニングのアイデアをご紹介しました。
おすすめの教材をご紹介して、終わりたいと思います!
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