療育のへや

療育や心理学に関する、体験・書籍・論文の情報共有をしていきます。ADHD・うつ病体験記も。

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おすすめの療育教材プリントサイト➁―小学生向け―

こんにちは!

 

今日は、おうちでの療育にも使えるプリント等を公開しているサイトを2つご紹介します!

 

今日ご紹介するサイトは、障害のあるお子さんの保護者の方が作っています。

なので、かゆい所に手が届くようなプリントが多くあります。

 

おうちでも、放課後等デイサービスなどの職場でも使えるので、ぜひご覧ください!

 

 



①#みらつな

 

miratsuna.hatenablog.com

 

SSTソーシャルスキルレーニング)ができるプリントがたくさんあるサイトです!

 

『こんな時どうする?(怒った場面)』では、怒ってしまいそうな場面を想定して、アンガーマネジメントができるようなプリントです。

miratsuna.hatenablog.com



『3ヒントクイズ』は、3つのヒントを聞いて、それが何なのかを答えるゲームプリントです。

話を最後まで聞く力、ヒントを短期記憶で覚える力、ヒントを総合して考える力が、楽しく鍛えられます。

 

食べ物編など、種類がたくさんあります!

 

miratsuna.hatenablog.com

 


➁働く主婦の独り言

blog.livedoor.jp

 

「こういうの探してた!」「探してもないからプリントを作ろうと思ってた!」というプリントがたくさんあります。



『2-4語文カード』では、イラストを見て動詞を答える勉強ができたり、
助詞を正しく使う勉強ができたりします。

 

3語文カード。助詞の練習もできます。





『お金プリント』では、色々な形式でお金の概念を学ぶことができます。

 

数字と合う数、硬貨を丸つけるプリント


おわりに

 

療育や学習に使えるプリントが載っているサイトをご紹介しました!

 

前回『ちびむすドリル』と『やんちゃワーク』を紹介した記事はこちら↓

 

yotto.hatenablog.com

国立大学心理専攻卒業の私が思う、心理学へのギャップと学んでよかったこと

こんにちは!

 

今日は、国立大学で心理学を専攻していた私が感じた、心理学へのギャップと、心理学を学んでよかったと思うことをご紹介します!

 

心理学に興味がある方、これから心理学を学ぼうと思っている方におすすめです。



 

その前に、私について知らないよ!という方はこちら↓

yotto.hatenablog.com



1.所属大学と細かな専攻

国立大学の、筑波大学 人間学群 心理学類に所属していました。

 

心理学以外に、障害科学の授業や、宗教学、デザイン関係の授業も取っていました。

 

ゼミは応用行動分析をやっている先生の所で、卒論はセクシュアルマイノリティ×心理学のテーマで書きました。



2.心理学を学んで気づいたギャップ

実際に心理学を4年間学んでみて、それまでに抱いていたイメージとのギャップを2つご紹介します。

 

 

①心理学は理系の学問

心理学部は、文系が行くイメージを持っている方が多いかと思います。

 

私は高校生の時に文系だったのですが、文系では太刀打ちできないくらいに、心理学は理系の学問でした。

 

だいたいの論文が、アンケートを取って、その結果を統計分析して、「こういう人にはこういう傾向がある」などの結論を出します。

この「統計分析」が、めちゃくちゃ理系の領域でした。

 

統計を学ぶ授業では、関数電卓を使って難しい計算をします。

実際に卒論で分析をするときには、「R」や「SPSS」というソフトを使って、プログラミング的なこともしながら分析をしました。

 

数学が嫌いで文系に行った人間なので、ものすごく苦労しました……。

 

数学が嫌いな方や、統計的なデータを見て物事を論じるのが苦手な方には、心理学をおすすめしません。

めっちゃ統計勉強した




➁人の気持ちはわからない

よく書店に並んでいる心理学の本の表紙には、「これで人の心がわかる!」や、「相手の心理を読んで動かす!」などと書いてあります。

 

しかし、いくら心理学を学んでも、人の心を読めるようにはなりません。

 

 

心理学は、たくさんの人からとったデータから、平均を出して、「こういう人はこういう傾向にある」というのを発見する分野が多いです。

 

ですが、それはたくさんの人の平均から割り出した傾向なので、「ピンポイントで目の前の人の心が、ドンピシャでわかる」というわけではありません。

 

心理学を学んだ今では、書店の心理学関係の本を見て、「また心理学に誤解を抱く人が増えるなぁ……」と思っています。

人の心を読めるようにはなりません



3.心理学を学んでよかったこと

大学で心理学を学んでみて、良かったなと思うことを2つご紹介します。

 

①自分のうつ傾向などが自分でわかる

適応障害になったときや、自分にADHD傾向があると思った時などに、自分で論文などを調べて、自分の状態を把握することができました。

 

実際に医療機関で診断に使われているうつ病の尺度なども、自分で使って判断することができました。

 

また、精神科で薬を出されたときに、少し調べるだけで、どんな成分がどのように作用しているのかをわかったのも、心理学を学んでよかったなと思いました。

 

基礎を大学時代に学んでいるので、薬や治療法について、どういったキーワードで調べればいいかもわかるし、少し調べただけで内容を理解できるのは、すごくメリットでした。

精神科の薬について詳しくなりました




➁数字が好きになった

数学が嫌いで文系に行った私ですが、心理学を学びながら数字に触れていくうちに、数字に対する嫌悪感が消えていきました。

 

統計的なデータを見て、どのように処理をしたのかを考えるのも好きですし、テレビなどであやしい円グラフを見るとむむ?と思えるのも楽しいです。

 

放課後等デイサービスの仕事でも、アンケートを取る時にどのような処理をして分析をしたらいいかを提案でき、役に立てました。



4.おわりに

大学で心理学を学んだことを振り返っていきました。

心理学の中にも、社会心理学学習心理学神経心理学など、様々な分野があり、分野によってはまったく違う学問に感じると思います。

 

心理学に興味がある方のお役に立てたら嬉しいです!

 

おうち療育の勉強になる、Instagramのおすすめアカウント紹介

こんにちは!

 

今日は、療育アイデア満載の、Instagramのおすすめアカウントを2つ、ご紹介します。

 

おうちでも作れる教材やおもちゃがたくさん載っています!

 

ぜひフォローして見てみてください。

 

 

 

①ごーやさん



 

療育界隈では有名な方かもしれません。

 

私が勤めている放課後等デイサービスでも、「ごーやさん知ってる!」という職員が何人かいました。

 

ごーやさんのおすすめポイントはこの2つです!

①作り方がわかりやすい

➁「目と手の協応」が鍛えられるなど、どんな力が鍛えられるのかが書いてある

 

 

たとえばこの投稿。

 

www.instagram.com

 

作り方や遊び方もわかりやすく、最後のページには、<ねらい>と書かれていて、どんな力が鍛えられるのかがすぐにわかります。

 

空間認知が苦手なお子さん、文字の形をとらえる練習中のお子さんによさそうですね。




本も出されているようなので、要チェックです。

www.instagram.com

 

私の職場にも欲しいな……

 

                                           




➁おばら みちのさん

 

2つ目のおすすめInstagramアカウントは、おばらみちのさんです!

 



 

言語の促し系が多い印象です!

 

丁寧に作られている教材は、アイデア満載で、私も低クオリティですが真似して作ったことがあります。



おすすめはこちら!

 
 
 
 
 
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www.instagram.com

 

助詞を学べる教材です。

 

助詞は、誰もがつまずく部分だと思います。

 

遊びながら楽しく学べたらいいですよね。




おわりに

 

Instagramのおすすめアカウントをご紹介しました。

 

「このアカウントも紹介してほしい!」などありましたら、お気軽にコメントください!

 

yotto.hatenablog.com

 

yotto.hatenablog.com

 

不登校のお子さんへのアプローチ3選

 

 

こんにちは!

今日は、不登校のお子さんがいるご家庭に向けたアイデアを書いていきます。

 

お子さんの状態も、学校の状態も、ご家庭の状態も、本当に様々だと思います。

なので、この記事を読んで「まったく役に立たないじゃん!」と思う方もいるかもしれません。

けれど、誰かひとりにでも、「困っているあなた」に役に立てることが届けられたらなと思います。

 

 

①お子さんの「つらい」「しんどい」に寄り添う

 

学校に行きたくないというお子さんのほとんどが、何かしらに「つらさ」「しんどさ」を感じていると思います。

その原因について、ゆっくり時間をかけて、聞いていくことが必要です。

 

少しずつでも話してくれるようになったら、「話をただ聞く」「自分の価値観をおしつけない」ことを大事にしてみてください。

誰でも、自分が感じた気持ちを、相手の価値観で上塗りされるのは嫌ですよね。

お子さんの言葉を、そのまま受け入れることが大切です。

 

また、保護者の方には「心配かけたくないから話せない」というお子さんもいるかと思います。

なので、兄弟・親戚や友達、スクールカウンセラーなど、他の人に話してもらうのも良い方法です。

 

話を聞くときは、傾聴を意識すると◎

 

➁放課後等デイサービスを利用してみる

発達障害があるお子さんを中心に受け入れている放課後等デイサービスですが、不登校のお子さんでも、受給者証があれば利用できます。

 

また、不登校になった原因として、「ADHDの多動性がありじっとしているのがつらい」や、「感覚過敏がひどく、クラスという大人数の環境が合わない」などがある場合もあります。

なので、小児専門の心療内科等の受診も検討するとよいと思います。

騒いでいる子も実は困っています。

放課後等デイサービスを利用するメリットとして、自己分析ができる、他者との関わり方を学ぶことができる、学校の代わりに通う場所ができる、などがあります。

 

療育型の放課後等デイサービスでは、SSTソーシャルスキルレーニング)を通して、自己分析や他者との関わり方を学ぶプログラムがあるところが多いです。

また、学校に登校する前のステップとして、まずは放デイに定期的に通う練習をしてみるのも効果的です。

 

③通級や支援級も検討してみる

もし不登校の原因が、「勉強についていけない」「じっと座って授業を受けられない」などであれば、通級や支援級を検討してみるのも一つの手です。

 

30人くらいのクラスという環境がどうしても難しいお子さんはいます。

なので、自分に合った環境でストレスなく学校に通えるように、そういった手段も視野にいれると良いと思います。

 

学校の先生や、相談支援員の方などに相談してみてください。

放デイ職員でも、そういった相談に乗ることが可能です。

大人数のクラスが苦手でも、少人数でなら頑張れるかも

おわりに

不登校のお子さんへのアプローチ方法を考えてみました。

「こういう状態なんだけど、どうしたらいい?」などありましたら、いつでも相談に乗らせていただくので、お気軽にコメントください!

 

 

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